桜花(おうか)は大日本帝国海軍が

太平洋戦争中の昭和19年(1944年)に開発した特攻兵器である。
昭和20年(1945年)より実戦に投入された。
専門に開発、実用化、量産された航空特攻兵器としては世界唯一の存在である。桜花は、機首部に大型の徹甲爆弾を搭載した小型の航空特攻兵器で、目標付近まで母機で運んで切り離し、その後は搭乗員が誘導して目標に体当たりさせる。
一一型では母機からの切り離し後に火薬ロケットを作動させて加速、ロケットの停止後は加速の勢いで滑空して敵の防空網を突破、敵艦に体当たりを行うよう設計されていたが、航続距離が短く母機を目標に接近させなくてはならないため犠牲が大きく、二二型以降ではモータージェットでの巡航に設計が変更されている。

正規軍の制式武器としては世界に類を見ない有人誘導式ミサイルで、「人間爆弾」と呼べるものであるが、日本海軍では本土決戦への有力な兵器と見なし、陸上基地からカタパルトで発進させることができる四三乙型などの大量配備を図ろうとしていた。
update:2009年09月11日